理系夫婦のうたたねブログ

理系夫婦が好きなことを書いていきます。たまに医学っぽいことを書いていますが、あくまで私見です。

書評 〜研修医 当直御法度〜

嫌々言ってるだけの子供のままですが、少しは前進して一端の社会人に早くなりたいものです。

今日はこの間買った本の書評です。

 

研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ

研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ

 

 働いている病院で当直をするので、こちらの本を読んでみました。すごく有名な本ですよね、レジデント部屋でも持っている人が大半な気がします。

読んでみた感想ですが、正直、読みにくかったです。そしてわからないことだらけでした。これは恐らく、現場の経験がないからでしょうね。少しでも身に入るように掲載されている症例を救急外来で診ていることを想像しながら読んでみましたが、それでも難しかったです。

それに、少し怖くなってしまいました。これを読んでいる限り、救急外来には落とし穴がありすぎます。もちろんペーペーの私が一人で当直するわけないのですから、そこまで最初から怖がっていてもしょうがないのですが。

 

具体的な内容についてですが、基本的には普通のマニュアルのような項目の並びかたをしています。例えば、最初の項目は意識障害でした。そのあとには症例(大抵研修医がやらかします)があって、その後にどのようなことに気をつければいいのかを書いてあります。赤文字で大事なことは書いてあるのでそこだけの拾い読みでも役立つかもしれません。

正直この本は、立ち読みして買うのを敬遠していました。でも今は少し、人気の理由がわかる気がします。担当した症例をこの本で復習すれば、次回からは気をつけるポイントがよくわかると思います。逆に言えば経験したことのない症例のところをこの本を読んでもあまり身に入らないかもしれないです。

当直をしてみて、もう一回書評を書き足したいと思います。