1日に2投稿してみます。
2投稿目は書評です。
モリー先生との火曜日という本を読みました。
- 作者: ミッチ・アルボム,別宮貞徳
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近よく思うのです。私たちの周りには本当にたくさんの人がいます。人の数だけ価値観があります。価値観の中には、大勢の人に受け入れられているものもあれば、殆どの人に受け入れられない価値観もあります。私たちはよく受け入れられた価値観に流されがちです。
この本ではALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹ったモリー先生が元教え子に人生についての最後の授業をします。授業の中の一つにかねについてがあります。モリー先生は金は多い方がいいだの、物を持つことはいいことだのといったことはある種の洗脳であるといいます。自分の価値観を持ち、それに従って生きること。言葉にするのは簡単ですが、なんと難しいことでしょうか。
私は今日は基本的に家にいて、ゆっくりと過ごしました。それでも今日一日でたくさんの「こうするのがいいんだ」とか「こんな人生が素晴らしいんだ」といった価値観を見せつけられました。私たちのするべきは、迎合するでも、反するでもなく、自分を満足させてくれるものを探したり作り上げたりすることなのでしょう。