理系夫婦のうたたねブログ

理系夫婦が好きなことを書いていきます。たまに医学っぽいことを書いていますが、あくまで私見です。

ハナミズキとツクシを見ていたら、花の定義がわからなくなった

旦那です。

 

非常に久しぶりに書くことになってしまいました。

書いていない間に結婚式をしたり、新しく資格を取ったりと、まぁ色々あったんですが、それはさておき

 

家の前に小さなハナミズキがあるんですよ。

実家にもハナミズキがあって好きだったんですが、大きかったのであまり近くで花をみたことがなかったんです。

今の家の前にあるハナミズキはまだ小さくて、花を近くで見たんですが、ハナミズキってきれいですよね。完全な白色ではなくて、少し色が混じっていたりして

で、近くで見て気づいたんですが、ハナミズキの花って近くでみると中に緑色の実みたいなものがあるんですよね。

 

あれ、これなんだろ・・・って思って調べたら(こういう雑な調べ物にはwikipediaがうってつけ)

 

ja.wikipedia.org

 

ハナミズキの花(というか花びら)と思ってたの、花びらではなかった・・・

苞(bract)という蕾を包んでいる構造物らしいです。どちらかというと葉に近いようですが、植物の種類によっては本物の花弁よりも花びららしく見えることもあるんだとか。

 

しかし、これを見て思いました。じゃあ花の定義ってなんなんだろうと。

厳密な定義については複数の考え方が存在する。

  1. 被子植物生殖器官を花とする考え方
  2. 胚珠のある生殖器官を花とする考え方(被子植物裸子植物
  3. 生殖器官が密集したものを花とする考え方 

花 - Wikipedia

 あ、やっぱり難しいんですね。恐らく「花」という言葉自体が専門用語ではないため、定義が曖昧になってしまうんでしょうか。

 

ちなみに定義3(19世紀まではこの定義が広く受け入れられていたそう)を用いるとツクシ(スギナ)までも花になってしまうよう。

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家前のツクシ

流石にツクシは花って言われても頷けない気がしますね。そもそもツクシは裸子植物ですらなく、シダの仲間ですものね。

 

少し調べてみると、花の起源、植物の生殖器官の進化などを研究している学者さんのホームページなどが出て来て、読んでいて楽しかった。そういう生物の進化とかの話ってやっぱり好きだなーと思うのです。

 

話が長くなりましたが、ツクシやハナミズキをみるともう春ですね。