理系夫婦のうたたねブログ

理系夫婦が好きなことを書いていきます。旦那は医師では有りますが、医学的助言は一切おこなっていません。

当直で大切なもの

大層な題名をつけてしまいました。旦那です。

 

当直という業務があります。夜間に病院に残って救急外来を受診した患者さんや病棟で何かが起こったときに対応をするお仕事です。今回はそんな当直という業務をしている研修医に大切なものってなんだろうと考えてみたことを書いてみます。

 

もし見てくださる人に研修医がいるなら、参考になれば幸いですし、もし見てくださった人がいつか夜に病院を受診されたら、目の前の医者はもしかしたらこんなことを考えているのかな と思っていただければいいと思います。

 

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当直って皆さんどうお考えでしょう。少なくとも僕にとっては当直はいつも大変にストレスフルでした。

スムーズに病歴を取れない患者さんがいたり、看護師さんに怒られたり、手技がうまく行かなかったり、上級医は人によって言うことが180°違っていたり・・・一日病棟で働いて、夜には救急外来でストレスを受けながら働いて、でも明日もまた仕事。気をつけていても時折、ため息が出てしまいます。

 

一時期は怒られればそれなりに凹んでもいましたし、あまりに疲れたときには少しイライラしてしまっていた時期もありました。しかし最近になって思うのは、精神的・肉体的に疲労していることも、怒られることも事実であるし、あまり避けようがない。一方、自分の機嫌は自分の気の持ちようでなんとでもなるということです。

 

自分の機嫌をよく保つ これが僕が思う当直中の研修医に大切なものだと思うのです。

 

良い機嫌は周りで働いている人にも伝播しますし、なにより患者さんが心地よく思ってくれると思います。研修医といえど、患者さんから見たら"お医者さん"です。機嫌の悪い医師のところにかかりたいという患者さんがいるでしょうか。まして、夜間救急外来を受診する患者さんは不安でいっぱいです。そんな状態で必死で受診した病院で、機嫌の悪い医師に対応される・・・どう考えても患者さんはその病院にいい印象を持てません。 

 

だから研修医の皆さん。頑張って機嫌よく仕事をしましょう。機嫌よく仕事をしていると不思議とストレスフルなこともそう怒らないものです。

ではどうすれば機嫌よく仕事ができるか、それは人によって違います。自分なりに工夫しましょう。例えば僕なら予め面白い教科書を用意したり、お気に入りのスクラブで仕事をしたり、シャワーのときに少し良いシャンプーを用意してみたりですかね。そんな些細なことでいいと思うのです。当直はある程度のストレスがあって当たり前、そんな中でわずかにでも楽しめることがあれば救われると思います。

 

気持ちを楽に、どうか皆さんの当直が平和であり*1、ストレスが少しでもなく機嫌よく終わることを祈ります。

 

*1:当直が平和であることを祈ると、その当直が荒れるというジンクスはありますが、一応この論文で否定されています。