旦那です。
当直明けの、酩酊状態と同じくらい痺れた頭で、浮かんだことをかきなぐります。
当直明け、気をつけて家に帰って、しばらく休んでから出かける用事がありました。駅に行って電車を待っていたとき、隣に並んでいた方が、少し体を傾けました。
その動きが、わたしに話しかけるような動きで、わたしはびっくりしました。眠気覚ましに、音楽を聴いていたので周りの音は聞こえず、一瞬本当に話しかけられたかと思ったのです。
現実では何も言葉を交わすことなく、電車にのり、もうその方とはおそらく人生で再開することはないでしょう。しかし痺れた私の頭は妄想します。あの人が私に一つ質問をするとしたら、何を聞いただろうと。
今日の私は比較的若そうな私服を着ているし、普段から若く見られることが多い。だとすると大学生だと考えられたかもしれない。
となると専攻を聞かれただろうか。しかし、全く情報がない状態から、何を勉強しているのかということをきくのは流石に飛躍している気もする。そう考えるとやはり最初は身の上に関する質問だろうか。「学生さんですか」というのは無難かもしれないなと、勝手なことを考えておりました。
でもなんとなくですが、「あなたはなんのために生きているんですか」と尋ねられた気がするのです。こんな質問はあまりに踏み入り過ぎていて、見知らぬ隣の人から聞かれることはおそらく有り得ないだろうなと思いつつ、こういう質問がポンと頭に出てくるのは、自分がその質問を自問自答しているのかもしれないと思いました。
よく考えたらこんな質問は、見知らぬ人どころか、知人友人、家族の誰にもされたことはないのに。
気づけばいつも、自問自答している。即答できる時も、できない時もある。
でも、それでいいのでしょう。人生の意味なんて見つかったら見つかったでつまらないし。晩年、振り返って後付けするものなのかもしれないです。
だから今の答えは多分こう
「私は私がわかりたいことをわかるために生きています。でもそれだけと決まったわけでもなく、まだたくさんのことを悩んでいます。悩むのは辛い時もありますが、それでいいと思っています。」
そんなことを考えていたら乗り過ごした。多分、半分寝てた。