理系夫婦のうたたねブログ

理系夫婦が好きなことを書いていきます。たまに医学っぽいことを書いていますが、あくまで私見です。

Igor pro グラフの中にグラフを入れる

旦那です。

Igor proはほぼわかっていないので、新しいことをしようとするたびに学びがあっていいですね・・・

今日は先ほど遊んでいたら、グラフの中にグラフを入れることができるようになりました。

 

1, 目的

以下のようなグラフのつくりかた

f:id:rukaq:20200501222332p:plain

論文を書いていて、データの一部を拡大して示したかったので

 

2, やり方

Igorはコマンドラインでほぼすべての操作をできるのですが、私は未だGUIだよりなのが情けないですが、わかりやすいので書いていきます。

まずはグラフ用意 (Igorのバージョンがやたら古いのは気にしない)

f:id:rukaq:20200501222713p:plain

ただの2次関数

graphからshow toolを選択

f:id:rukaq:20200501222846p:plain

graphからshow tool

show toolを選ぶとグラフ左側にツールバーが並びます。

 

f:id:rukaq:20200501223023p:plain

show tool押したところ

個々の上から二番目を押すとしたの画像のようにカーソル、テキスト、線、長方形・・・のようにツールが並びます。

カーソルになった状態で(下の状態で) グラフの適当な位置で右クリックをすると

f:id:rukaq:20200501223228p:plain

右クリック後

こんな感じでメニューが出ます。その中でgraphを選ぶといつものグラフダイアログが開いて、wave選択などができます。

f:id:rukaq:20200501223353p:plain

最初はこんな感じ

あとはpower pointみたいに、二個目のグラフの位置や大きさを変えていけばいいのですが、一つ注意点 

さっき出てきた左のツールバーがカーソルの時にはグラフの位置やサイズを調整できますが、軸の値はいじれません。逆に軸の値をいじりたいときは左のツールバー一番上のマークをクリックしてからいじることになります。

f:id:rukaq:20200501223941p:plain

わけわかんなくなってきた

とまあ、いろいろ書きこんだりできます。この辺はpower pointとおんなじ

もっと高度なグラフも作れるし、画像解析もできるのでイメージとしてはExcel + ImageJ の高品位版 (ただし使いにくい)って印象です。

まあ、今回のつまずきに関しては、ぶっちゃけtoolバーの存在を知らなかったのが最大の敗因なので、ほんと勉強不足 

 

3, 感想

やっと少しずつIgorの便利さがわかるようになってきました。おんなじことをpython Matplotlibでやってましたが、Igorのほうがpublishに耐えうる図を作るのは楽そうかな、、、 pythonは自動化が楽だったけど、新しくグラフを作るとき、あーでもないこーでもないってやるのはなかなか大変だった。その点IgorはGUIあり + 作業したものがコマンドラインに記録されている ということで、少しその辺で上回っている印象。

ただいかんせん学習コストが高い・・・

 

まあ最近手を出し始めた分野ではよくつかわれているみたいなので、少しずつ慣れていきましょう。生物系ではgraph pad prismなのかな (うちの周りだけ??)

 

そういえばKaplan meierはかけるのだろうか・・・

ひとまず、物理化学系はIgorでグラフ化、生物はPython matplotlibで何とかするっていう時代がしばらくは続く